4.6.問題22
4.6.P22
ニルポテンシャント・ジョルダン行列 \(J = J_{n_1}(0) \oplus \cdots \oplus J_{n_k}(0)\) を考え、\(q = \max\{n_1, \dots, n_k\}\) とする。\(w_1, ..., w_q\) を \(J\) の Weyr 特性とし、\(w_1 = k\) とする。Horn and Johnson (1991, Corollary 6.4.13) により、\(J\) があるニルポテンシャント行列の平方のジョルダン標準形となるのは、\(w_1, ..., w_q\) に同じ奇数が連続して現れず、かつ k が奇数なら \(w_1 - w_2 > 0\) の場合に限る。次のジョルダン行列のうちどれがニルポテンシャント行列の平方のジョルダン標準形になるか?必要ならその行列を示せ。\(J = J_2(0)\); \(J = J_2(0) \oplus J_2(0)\); \(J = J_2(0) \oplus J_2(0) \oplus J_2(0)\); \(J = J_3(0) \oplus J_1(0)\); \(J = J_5(0) \oplus J_2(0) \oplus J_1(0)\)
行列解析の総本山

[行列解析]総本山
行列解析の総本山。行列解析の内容を網羅的かつ体系的に整理しています。線形代数の学習を一通り終えた方が、次のステップとして取り組むのに最適です。行列に関する不等式を研究するには、行列解析の知識が欠かせません。
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