5.8.問題13
5.8.P13
参照 (5.6.P47–P51)。正則 \(A\in M_n\) と行列ノルム \(\|\cdot\|\) に対して、もし \(\|\cdot\|\) が誘導ノルムならば
\kappa(A)=\frac{\|A\|}{\operatorname{dist}_{\|\cdot\|}(A,S_n)}
が成り立ち、一般の(誘導でない)ノルムでは不等号 \(\kappa(A)\ge \|A\|/\operatorname{dist}(A,S_n)\) が成り立つこと、そして場合によっては不等号が厳しくなることを説明しなさい。
ここで \(S_n\) は特異行列全体の集合です。
行列解析の総本山

[行列解析]総本山
行列解析の総本山。行列解析の内容を網羅的かつ体系的に整理しています。線形代数の学習を一通り終えた方が、次のステップとして取り組むのに最適です。行列に関する不等式を研究するには、行列解析の知識が欠かせません。
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