[行列解析4.3.41]定義(メジャライズ)

4.3.41

定義 4.3.41.

\( x = [x_i] \in \mathbb{R}^n \)、\( y = [y_i] \in \mathbb{R}^n \) とする。次が成り立つとき、\( x \) は \( y \) を メジャライズ(majorize)すると言う。

\max_{1 \leq i_1 \lt \cdots \lt i_k \leq n} \sum_{j=1}^k x_{i_j} 
\geq 
\max_{1 \leq i_1 \lt \cdots \lt i_k \leq n} \sum_{j=1}^k y_{i_j} 
\quad (4.3.42)

ここで \( k = 1, \ldots, n \) の各場合について成立し、特に \( k = n \) では等号が成り立つ。


行列解析の総本山

[行列解析]
行列解析の総本山。行列解析の内容を網羅的かつ体系的に整理しています。線形代数の学習を一通り終えた方が、次のステップとして取り組むのに最適です。行列に関する不等式を研究するには、行列解析の知識が欠かせません。

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