[行列解析3.3.15]定理

3.3.15

定理 3.3.15. \( A \in M_n \) の最小多項式を \( q_A(t) \)、特性多項式を \( p_A(t) \) とする。このとき、次の条件は同値である:

  1. (a) \( q_A(t) \) の次数が \( n \) である。
  2. (b) \( p_A(t) = q_A(t) \) である。
  3. (c) \( A \) は非退化である。
  4. (d) \( A \) は \( p_A(t) \) のコンパニオン行列に相似である。


行列解析の総本山

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