5.7.問題8
5.7.P8
定義 (5.7.P4) における \(A\) と \(B\) の出現順を入れ替えて定義した関数も別の行列ノルムを与えることを示し、具体例でそれが元の \(G(\cdot)\) と異なり得ることを示してください。
解説メモ:元の定義で行列の行・列方向に依存するようなノルム構成をしている場合、行列の役割を入れ替えることで別のノルムが得られます。具体例としては行列の行ノルムと列ノルムを組み合わせている構成で、入れ替えにより異なる値を取る例を示せます(実際の数値を持つ簡単な 2×2 行列での計算を添えると分かりやすいです)。
行列解析の総本山

[行列解析]総本山
行列解析の総本山。行列解析の内容を網羅的かつ体系的に整理しています。線形代数の学習を一通り終えた方が、次のステップとして取り組むのに最適です。行列に関する不等式を研究するには、行列解析の知識が欠かせません。
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